道のプチメンテナンスとは

住んでいる、通っているまちをみんなの力で変えてみませんか?
道のプチメンテナンスは、まちを”きれい”にする地域の仕組みです

道のプチメンテナンスとは

道を歩いていると、雑草が生えていたり、ゴミが捨てられていたり、歩道のタイルが傷んでいたり、ペンキの色がはげていたりなど…気がつくことがいろいろあると思います。
おじさんこれらは道を管理している行政が行っていますが、もし住民が直接係わる仕組みがあれば、「もっときれいな道、きれいなまち」で暮らしていけると思いませんか?
道のプチメンテは、こうした市民の呼びかけに対し、国土交通省静岡国道事務所の支援を受け、道づくりに対して市民団体がどのような場所に、どのように関わることができるかを「プチメンテナンス検討ワークショップ」で話し合ってきました

道のプチメンテナンスの目指す姿

おばさんプロではなく、あくまでも素人である住民が行う「道のプチメンテ」は、“簡単にできる応急措置”です。しかしながら、それを行うことにより、地域の美化が保たれ、景観的にも美しく、うるおいのある地域になることを目指します。

道のプチメンテの対象となる場所

住んでいるあるいは通勤している地域で、主に道路を対象としています。

道路は、国・県(政令市の場合は除く)・市など管理主体により、国道、県道・市町道に分かれています。この3つの道路すべてが対象となります。

道のプチメンテの対象物

  1. 植   栽   街路樹、植栽帯、草花
  2. 道路施設    ガードレール、落下防護柵、道路の舗装、道路標識、信号柱など
  3. 道路占用物件  交通標識、信号、ポスト、電柱、分電盤、照明柱、電話ボックス、ベンチなど
  4. その他の物件  道路上における各種看板、張り紙、のぼり旗

道のプチメンテナンスの活動内容

街路樹、草花などの「植栽」、ガードレール・落下防止柵・舗装・道路標識・信号柱などの「道路施設」、電柱・分電盤等・照明・電話ボックス・ベンチ、看板など「道路占用物件」、これらに対して、次の@〜Cに示すことを行います。

  植栽 道路施設 道路占用物件
点検・連絡 道路上対象となる要素がどのような状態なのか点検する
点検後、問題点、具体的な改善方策等を管理者に連絡する
清掃・洗浄 落ち葉等の清掃
除草等
歩道の清掃
施設の汚れ落とし
排水溝等のつまり洗浄
ベンチ等の清掃
施設の汚れ落とし
いたずら書き等の除去
補充・補修 花や樹木の植栽
街路樹等の剪定等
欠損舗装タイル等の補充
欠損部品の補充
施設の錆とり・色塗り等
 欠損部品の補充
施設の錆とり・色塗り
注意看板等の設置等
除去・撤去 枯れた樹木・草花の撤去等 対象なし 放置看板等の撤去等

道のプチメンテナンスの進め方

道路の美化活動には、ボランティア・サポート・プログラム(国土交通省)、道路サポーター制度(静岡市)などがあります。プチメンテナンスと従来のプログラムの違いは以下の3つの事項です。

●まちをきれいにする地域住民の仕組み
●自治会(町内会)、企業、NPO等活動団体が連携して進める
●面的にとらえ町をきれいにします